【雑】SEIRYUの2023年のまとめを7個くらいで書いた

こんにちは!

 

せっかくブログを作ったのに記事を書くということを2年ほどやっていなかったので、久しぶりに文章を書きたいなと思って掘り起こしてきました。

文章はたくさん書いた方が何かとお得。

 

今回は上達とかとはあんまり関係なく、雑多に2023年を振り返ってみようかなと思ってます。

音ゲーに関係ないことも書こうかなと。

ほとんど自分用ですね。

 

実家(岡山)への帰省に向かう新幹線の中からスマホで書き始めたのですが、実家につくと相も変わらず親と無限談笑編に入ってしまってこんな時間になってしまいました。

 

とりあえず2023年のハイライトを、時系列に7個まとめました。

なんで7個かというと、7個しか思い浮かばなかったからです。

 

■目次 

 

1. (前年11月~4月)青龍塾の拡大の試み

青龍塾というコーチングサービスを昨年11月からBPL S3が始まるまでの間に提供していました。

一昨年に始めたサービスになります。

今年はできるだけ多くの人を受け入れられるようなサービス内容に変更して再開しました。

 

こういうサービスが一般的になって、他のプロもセカンドキャリアとしてやっていけるような土台作りをしたいという思いで大きくしようと思っていました。

 

今年もたくさんの方に入っていただいて、多少変動はありましたが最大で40名弱いる状態もありました。

このくらいの人数でも多少無理すれば回るだろうと考えてやっていたのですが、自分の管理不行き届きなところもあって、期限を遅延してしまったり、すべてやりきれなかった部分も多く出てしまいました。

 

青龍塾のサービスはざっくり3つあって、

  • 通話相談(月1回 30分)
  • チャット相談(月3回)
  • ビンゴ作成(3×3 1個) ※クリアできたら次を作成

といったことをやっていました。

 

これに対して、通話相談は30分で足りなくて伸びてしまったり、チャット相談は回答をしっかりと書いてたので回答1個に1~2時間ほどかけて書いていたり、ビンゴは30分~1時間ほどかけて作っていたりと、想定よりかなり時間がかかっていた状態でした。

どれも手は抜きたくない。

 

これに加えて本業も普通にサラリーマンとして 定時9:00-17:30(ほぼリモートワーク) で働いているので、本業後PC閉じてもまた個人PC立ち上げて仕事、みたいな状態にはなってましたね。

本業は出張もちょこちょこあったので、移動中の新幹線でチャット相談の回答考えてるときもありました。

どっちが本業?

 

今のところは本業を辞めて青龍塾だけにシフトするというのは考えていません。

 

休みである土日祝は音ゲーのイベントやオフ会・飲み会とかが入ることがそこそこあったので、青龍塾関係は平日に対応することが多かったですね。

 

本業はともかく、青龍塾の方は自分で望んでやってたので苦痛とかはほとんどなかったですね。

むしろ楽しくて本業のいい息抜きになってました。

教えることで自分の勉強にもなるので2倍の社会経験が積めて一石二鳥。

 

そんなこんなで僕自身は基本的に問題なかった(と思う)のですが、青龍塾のサービスレベルが落ちてしまっていることや、表向きの活動(YouTube配信、おとやす、等)に時間を割くことができなくなっていたのは良くなかったかなと思います。

特に、YouTubeのメンバーシップに入ってくださった方に還元ができていなかったのが良くないなと思っています。(いまもそう)

 

計画的にやらないと時間足りないな~という感じでしたね。

こんな状況だったので、おとやすとかはほとんどみたにさんに任せっきりでした。

ありがとうございました。

 

来年再開できるようこれから計画するところですが、次は、拡大よりもサービスレベルが落ちないように、表向きの活動が少なくなりすぎないように、ということを意識して上手くやっていきたいですね。

 

2. (1月~10月)おとやすの色んな試み

おとげー好きの休日というYouTubeのサブチャンネルをやっています。

https://youtube.com/@otogedays

 

このチャンネルの方向性は、「音ゲー好きが色々やる」ということでやっています。

(もしかしたらここから変わるかもしれません。)

 

今年にやったのは、

  • オフラインイベント(生誕祭)
  • 音ゲー楽曲のコンポーザーへのインタビュー
  • 他ゲーム(ぷよぷよ)のプロとの対談
  • ゲーセン行脚企画(ショート動画の活用)

といったものですね。

 

あまり統一感はないですが、普段やらないであろう興味のあることを色々やってみました。

僕自身はどれもかなり楽しかったです。

 

どれもよかったのですが、個人的に良かったと思っているのが、ゲーセン行脚企画ですね。

これはすべてみたにさんがやっていますが、このショート動画、見ててかなり面白いなと思いました。

ああいう動画たくさん出していきたいですね。

というかみたにさんすごい。

 

来年はもう少し方向性をどこかに絞って、一貫性と計画性をもってこまめにたくさん活動していきたいですね。

青龍塾との時間の問題もあるので、できる範囲でやっていきます。

 

3. (4月~11月)苦しみの本業

本業は、新規事業の企画・推進をする仕事をしています。

世間の課題や顧客の業界の課題などから売れそうな新サービスを考えて形にしていく仕事です。

 

以前出演した「いいすぽ!」ではITコンサルと言っていたのですが、仕事内容が変わりました。

転職はしていません。

 

この仕事は昨年からやっているのですが、昨年は市場調査の仕事が多く、本格的に企画検討を進めるようになったのは今年からです。

 

「売れれば正解」みたいな誰も正解がわからない仕事なので、みんな困っていました。

というのも、この部署は昨年新しくできた部署で、今までは概ね正解のある仕事をやってきた人たちばかりなので、進め方すらどうすればいいかも誰もよくわかっていませんでした。

 

そんなこんなで、あらゆる企画アイディアを考えて、それをロジカルにまとめた資料もその都度都度で作る、みたいな仕事をしているのですが、そこに上司がレビュワーとして立ちはだかっていて、ぶつかることも多くありました。

お互いの意見や論理があって、こちらの考えは共感を得られなかったり、相手のいうことに納得できてしまう部分もあって、なかなか難易度が高いです。

 

それが4月からずっと続いていたので、余裕はあまりなかったですね。

そこから紆余曲折あって、12月からチーム編成の見直しが入って、レビューがあまり必要ない形態になったので、比較的平和にはなりました。

 

まだまだわからないことだらけなのは続いているので、経験を積んで、最終的には楽になりたいです。(?)

 

4. (5月)予定ミチミチのゴールデンウィーク

今年のGWは予定がつまっていて、いろんな所にもいったなぁと。

エリナ杯で新潟にいって昨年同様に温泉めぐりしまくって(2泊3日)、一度千葉に帰ってきたらすぐに金沢に旅行にいって(1泊2日)、またそのすぐあとに沼津に旅行に行きました(1泊2日)。

新潟→千葉→金沢→千葉→沼津→千葉

 

GWをこれだけ予定をミチミチにして謳歌したのは初めてかも。

旅行たくさん行ったあとに帰ってきてからも残りの休みで昨年のBPLの打ち上げとか、IIDXの配信やったりしてました。

元気ですね。

 

ただ、旅行中に少しだけ体調崩してしまって、鼻づまりとかで匂いがしなくなって行く先々で食べた料理の味があんまりわからなかったのがあまりにも悔やまれる。

また行くしかない。

 

そういえば今年のエリナ杯は準優勝でしたね。悔しい。

来年ももし開催されたら、参加どうしようかな。

 

純粋に新潟旅行が楽しいからそのために行きたいというのもありますね。

地方の大会ってそういうきっかけにもなるからとても良い。

どんどんやってほしいです。

 

谷口杯とかも見に行ってみたいなー。

 

5. (9月)BPL 3年目にして初めてのクォーターファイナル進出

BPLに関しては、株式会社マタハリーエンターテイメント様のシルクハットに所属して3年目でした。

シルクハットのメンバーは毎シーズン変わる形になっていますが、自分だけ継続契約で3年連続で参加させていただいています。

ありがたい。

 

今シーズンは、VELVET選手、LICHT選手、KIDO.選手、.ZAアドバイザー、REGARDアドバイザーと共に、優勝を目指しました。

 

結果としては、クォーターファイナルに進出できました。やったね。

チームみんなの活躍のおかげです。

 

実際はレギュラー1位通過の可能性も高かったり、優勝の目もあったから正直かなり悔しい。

しかも自分の結果でその目を潰すことにも寄与してしまったので尚更悔しかったですね。

 

今年は前年度よりもまたさらにレベルが上がっていたので、これまでよりも更に練習量を増やして取り組んでいましたが、ちゃんと思い通りの結果を残すのはやっぱり難しいですね。

 

とはいえ、3年目にしてようやくクォーター初進出でうれしかったです。

4人全員で試合するということや、5戦の戦略を考えるのがとにかく新鮮でそれだけで楽しかったですね。

これを過去のシルクメンバーともやりたかった。

 

戦略をいくら考えようとも結局全ては自分たちの本番の実力次第にはなりますが、考えることそのものが楽しいので永遠にやってたいですね。

視聴者の皆さんも予想会やってたりしますけど、あれほんと楽しいですよね。

全員やりましょう。

 

次シーズンがあるのか、次も出るのか、その辺りはまだ決めてはないですが、もし次も出ることになれば、ファイナルまでいきたいですね。

あの7戦の戦略をたてたいし、あそこの舞台にたってみたいです。

 

あ、ファイナルいきたいじゃないですね。

優勝したいです。

 

6. (11月)初の自分個人だけの来店イベント+講演会

香川県にある えの木 高松店さん に直接依頼を受けて、「出張!青龍塾」というイベントを開催させていただきました。

 

プロになって、チームシルクハットとしてのイベントはたくさん経験してきたのですが、僕個人のみでのイベントは初めてでした。

これはお声掛けしていただいた段階でかなりうれしかったですね。

自分の「人を教える活動」がtoBでも認められた感じがしてうれしかったです。

 

また、今回のイベントはこれまでの交流イベントとは異なり、「講演会」という形式も含んだイベントでした。

僕が一方的に話すことがメインです。

 

初めての試みでしたが、皆さんが楽しめるよう、かつ皆さんのためになるような内容になるよう、がんばって資料を準備しました。

細かいページも含めて78ページもの資料で1時間ほどお話しさせていただきました。

(プレゼン用にページをアニメーションっぽく分割して資料づくりしたので内容はもう少し少ないです)

 

参加者も35名ほど?来てくださってありがたかったです。

そういえば感想のアンケートとかとれば良かったですね。忘れてた。

 

非常に貴重な経験だったなと思います。

えの木 高松店さん本当に ありがとうございました。

 

他のゲームセンターさんも、ぜひ気軽にお声掛けください。

飛んでいきます。

 

これからもこういう機会が増えるといいですね。

そのためにもこれからも「教える活動」はしていきたいと思います。

 

7. (9月~10月)激戦のKAC予選

今年のKAC予選はかなり激戦でしたね。

本当に苦しかった。

 

昨今のKACはコロナの影響もあって海外の方が参加できなかったり延期になったりがありましたが、今年は海外の人も参加できて、尚且つ枠が狭かったので相当な激戦になりました。

 

今年は予選Aと予選Bで期間がわかれていて、それぞれ4枠通過できるというものでした。

この両方とも通過をかけて必死に参加してたのは僕だけだったかなと思います。(KKM選手は両方詰めてたけどAで通過確定してた。)

 

というのも、予選AはBPL期間とガッツリ被っていて、かつ韓国のプレイヤーがいたのと、曲目の得手不得手などなどからBPL選手で参加している人はかなり少なかったです。

主に予選Bにかけていた人が多かった気はします。

 

その中でも自分は、課題曲になっていた 魔法のかくれんぼ がかなりいいスコアが出たので、予選Aも詰めることにしました。

 

結果は、UCCHIE選手と4点差で5位。

通過は叶いませんでした。

 

予選Aの締め切り前、UCCHIE選手とは何度も同点になっていて、どちらが通過するのかといった状態でした。

締め切りが火曜日の18時までで、チームシルクハットの合宿練習等で月曜まで休みを取っていたので、月曜の練習後の夜に2時間ほどバッドスイーツを粘着してスコアを伸ばしました。

UCCHIE選手と13点差ほどつけてリードしていたのであとは祈るだけと思い帰ったですが、翌日、締め切り30分前に抜かれてしまいました。

 

めちゃくちゃ悔しかったですね。

その時UCCHIE選手が配信をしていたのですが、自分がヒール役のような立ち場で抜かれる状況を見るのはさすがにメンタルに来るものがありました。

一緒に通過できれば平和でしたね。

このときは心折れすぎて予選Bのやる気はきてなかったです。

 

そう思いつつも、予選Bが始まったら結局なんだかんだやり始めました。

最初はあまり詰める気はなかったのですが、他の人の点数を見てちょっと行ける気がしたのでゆるゆるとマイペースに詰めていました。

 

そうしたら締め切り数日前になって他の人がどんどん詰まっていたり、自分も徐々に伸びていったので、全体的に拮抗した状態が続きました。

どこかで見たことあるやつ。

 

このとき、DINASO選手、CORIVE選手、ATTIXX選手がかなり拮抗してました。

お互い抜きつ抜かれつで、自分含めて全員が15点以内におさまるとかそういう状況でした。

このメンバーで通過枠を争っていました。

 

締め切り前日の日曜日、チームシルクハットメンバー全員での配信をしていました。

配信中もKAC予選曲を詰めていましたが、詰めきれなかったので、配信後も閉店まで詰めました。

それでも抜ききれませんでした。

 

翌日は仕事もある平日で、18時が締め切りなのでもう諦めようと思ったのですが、予選Aが悔しかったので、急遽当日に1時間だけ時間休を取って、詰めにいきました。

 

結果、抜くことができて、見事通過できました。やったね。

時間休が無駄にならなくて良かったです。

あと、5,000円程レーンガチャチケットに使ってたのでそれも無駄にならなくてよかったです。

予選Aも時間休とればよかったかな。結果論。

 

一方、CORIVE選手が、最初詰めてから放置してたMIKAMO選手と同点まで追い付きましたが、もうあと1点が届かず敗退になってしまったのが自分も同じような経験を予選Aでしたので自分事のように悔しかったですね。

次は一緒に通過しよう。

 

全員通過してほしいとも思いますが、やっぱりこれだけ狭き門だからこそやりがいがあるし、こんな中でも勝てることが自信になります。

苦しさの先に必ず結果がついてくるというわけではないけど、成長にはつながるので逃げずに戦うのは大事だなと思いましたね。

 

これまでで一番がんばったKAC予選でした。

 

8. おわりに

2023年のハイライトは以上です。

たくさん書きすぎた。

ここまで読んだ人すごいです。

 

今年も色んな人に支えられてたくさんのご縁をいただいて、たくさんの貴重な経験をさせてもらえたということですね。

 

良かったところは継続する、課題は次回に改善するようにしていきたいですね。

 

来年もよろしくお願いします。

皆さんも良いお年をお迎えください~。

 

2023年ありがとうございました。

【IIDX】正規できると最高だからみんなやろう??

こんにちは!

 

正規厨として名高い(名高くない)自分が「正規譜面やっててよかったー!!」「正規上手くてよかったー!!」と思った場面がたくさんあるので熱く語りたいと思います!

 

乱常備の人にちょっとでも「正規もやってみるか~」と思ってもらえるように力説します!

既に正規厨の人も読んでみて「正規厨でもいいんだ!」と安心してください(?)

正規、ほんとにいいよ!

 

■目次

 

✔ 趣旨

  • 正規厨だったおかげで得られた恩恵は何か
  • 正規上手くなるためにどうやっていくべきか
  • 癖にはどう対処するか

✔ ターゲット(読んでほしい人)

  • 乱常備の人
  • 正規譜面に苦手意識がある人
  • 既に正規厨の人

 

正規譜面が上手くてできるようになったこと

 大きく3つ。

  1. 押せる譜面が増えて外れ譜面が減った!
  2. 段位に強くなれた!
  3. アリーナ及び大会に強くなれた!

それぞれ具体的にどういうことか、正規厨として力説していきます。

 

1. 押せる譜面が増えて外れ譜面が減った!

これは本当に恩恵を受けたと思っています。

一般的(?)には「正規譜面ばっかりやってたらランダムのような譜面に対応できなくなるのでは?」と思うことが多いと思いますが、これの明確な答えは見つかっていません

少なくとも自分は、「まずは初見で正規」→「正規で皿側がきついなら鏡」→「それでもだめならランダム」といった形でずっと遊んできました。

今では「初見正規」→「ランダム」ぐらいになってしまいましたが、初見で正規は必ず選びます。

正規だけをやってきたわけではないですが、正規の頻度はかなり高めで遊んできました。

そのやり方が成長する上で効率が良かったのか悪かったのかは判断がつきませんが、結果として「正規に強い人」になりました。

ちなみにそれは「正規に強い」だけではなく、「どんな配置でもある程度押せる地力」も一緒に身についていました。

これはなぜ身についたのか?自分なりに考えてみました。

 

正規は超押しにくい

正規譜面のよくある特徴をざっと整理してみました。

  • 階段(異色、同色)
  • 二重階段(同色、桂馬)
  • 綺麗なデニム(1357+246)
  • 同色トリル(特に13トリルと57トリルが多い)
  • 隣接していない同時押し
  • 隣接同時押しの少ない乱打
  • 1バス
  • 皿+13(2Pなら皿+57)

こんなところですかね?

人によっては、じんましんの出そうなラインナップですね。

正規と言えば、なんといっても「階段」です。

階段譜面について着目して見ていきましょう。

 

同色階段はともかく、異色階段は見た目が綺麗な割に超押しにくいです。

綺麗な1234567の階段の場合、大体の運指(1P)は左手で123、右手で4567を捌きます。

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出展:TexTage [テクステージ] (てふたげ) 
http://textage.cc/

 

これは嘆きの樹(SPA)の大階段です。

左手ばっかり、右手ばっかりって感じですね。(常に片手に寄った状態

片手への負荷が大きいです。

これは嫌でも指押しを強いられます。

また、片手で毎でリズムを取らなきゃいけなくなるので、バラバラに降ってくるより圧倒的にリズムが取りにくいです。

 

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この676が最悪。

 

二重階段についても押しにくいところはたくさんあります。

まずは同色二重階段から。

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Verflucht(SPL)の同色二重階段です。
まず、1枚目の画像を見ると、左手は小節線(皿)と同時にスタートして、右手は16分ノーツ1個分だけ遅くスタートして、左手の青ノーツと同時に押し始めます。(7番の1ノーツ目は二重階段の一部として見えない前提)

この時点で押し始めがずれて、そのあとも全部ガタガタになってしまいます。

2枚目の画像では、左手と右手、それぞれに片手トリルがたくさんあり、片手に相当な負荷がかかります。

この例では折り返しがたくさんあるのでトリルがたくさんあるというのもあります。

23や45だけでなく、また676もちょこちょこ入ってるのが厄介です。

 

次に桂馬二重階段。

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これもVerflucht(SPL)の桂馬二重階段です。

桂馬二重階段の場合、右手に47と6の絡みが多くてかなり押しづらいです。

6→47も47→6も、正直外れ配置の47-56とほぼ大差ないです

正規で47-56が許されているような配置ですね。

 

これらは極端な例だったかもしれませんが、正規譜面はどの難易度帯もこういう配置が横行しています。 

 

正規は見やすいようで見えていない

綺麗な階段だから見やすいような気がしますが、ゴミが入るとあっという間に意味わからなくなります。

階段に認識が引っ張られて、ゴミがどのリズムでどのタイミングでどのノーツと一緒に降ってきてるかが認識できなくなります。

先述と同じ嘆きの樹(SPA)とVerflucht(SPL)の例でみてみましょう。

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階段とゴミいっぱい。

階段に強く意識を取られ、階段とゴミのリズムが分からずどうやって押したらいいかわからなくなります

 

二重階段について。同色であれば1本の階段より叩きやすいという人もいれば、全然押せない人もいるかと思います。

なんとなく、次の画像のような認識をします。 

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なんか形は綺麗なので「二重階段だな」と認識できますが、右手と左手でどういう動きをすれば押せるのか、綺麗すぎてわからなくなります

見えただけで見えてはいない。(哲学)

 

結論:押しにくさと認識の難しさに立ち向かったことにより身についた!

階段だけに着目しましたが、その他の正規の特徴も押しにくさと認識の難しさはあると思います。

自分はこれに常に触れていたおかげで、ランダムで外れ寄りである譜面(正規崩れのような譜面、片手に寄った譜面、67の絡みが多い譜面、など)に強くなれたのではないかと考えています。

また、正規譜面に触れるだけではなく、自分は正規譜面でも光らせようとする意識もしていました。

正規だから光らない、と決めつけるわけではなく、初見正規で遊んだ時点でライバルのスコアを抜かそうという気持ちで遊んでいました。

その結果、正規譜面のような片手に寄った配置で、かつ階段が見えてて認識が難しい譜面でも正確にリズムを刻むことができるようになりました。

片手だけでリズムを刻むには、指が走りすぎないようにする必要があります。

そのためのガチ押しだったり指を寝かせたりといった技術を身に付けるきっかけになりました。

また、階段に意識が引っ張られて認識が難しいものを上手に認識するためには、目線を固定して横認識をする必要もあると気づきました。※一概には言えません。

そうやって試行錯誤して正規譜面を強引に攻略してきたおかげで、ランダムの譜面に応用がきく地力が身についたと思っています。

 

正規譜面を拾うだけでなく光らせられるということは、この後の章に出てくる話にもつながります。

 

2. 段位に強くなれた!

これは非常に単純で、自分にとってすごいアドバンテージでした。

段位は正規あるいは鏡でしか受けることができません。(自分が適正時に段位を受けてた頃は正規のみでした。)

自分は正規に耐性がついていたので、同等の地力の人よりも段位抜けが容易だったように思います。

段位を一つの大きな目標としてる人は是非正規譜面に触れていった方がいいと思います。(おわり)

 

3. アリーナ及び大会に強くなれた!

元々大会とかにあまり出ないタイプでしたし、アリーナという機能も3作品前から追加された新しいものなので、最近になるまで気づきませんでした。

いつやっても自己ベスト近くを出せていたので、それが「一発に強い」ということだったようです。

個人的には、それは正規力が活きているのかなと思っています。

アリーナや大会と言えば、言わずもがな「一発勝負」なので、一回のプレーで最大のパフォーマンスを発揮する必要があります。

そんな中で、正規や鏡といったいわゆる固定オプションは、ランダムと違ってリスクが低く、常に同じパフォーマンスを発揮しやすいと思います。

正規で高水準なスコアが出るのであれば、これ以上に心強いことはありません

正規で自信のある曲が増えると、自然と勝率は上がると思います。

 

また、前章でも書いた通り、正規が上手くなったおかげで外れ譜面に強くなりました。

その結果、現在のアリーナモードだとランダムは全員同じ配置となるので、ランダムで外れ配置が来た時が逆に有利となったりしました。

スコア力が自分より高い相手と戦った時に比較的押しやすい配置で戦うと負けてしまうという譜面でも、外れ配置が来たらどんでん返しも大いにあります。

外れ配置が来て嬉しいなんて変人もいいところですね。

 

正規譜面が得意なおかげで、どんな時でもいつも自己ベスト近くのスコアが安定して出せるようになったと考えています。

これが正規譜面だけでできるようになったわけではないとは思いますが、一つの大きな要素ではあると思います。

 

正規上手くなりたいけどどうすればいいのか?

ここまでで正規譜面の効力の高さが分かってきたところで、「じゃあ上手くなるにはどうしたらいいんだ?」の具体的な方法を紹介します。

正規譜面を今まで避けてきた人からすると、正規譜面上手くなるために正規譜面ばっかりやるのは非常に苦しいと思います。

正規固定で色んな譜面回すか~と言っても結果があまり出ずに面白くなくなって続かないと思います。

なので、まずはお手軽な方法としては、上でも書いた自分がやっていた方法ですが、「初見は必ず正規でやる」を行えばいいと思います。

既にプレー済みの曲は、「そういえばこれ正規どんな譜面なんだろう?」というノリで正規をプレーの中に組み込んでみてください。

それだけで正規への耐性が徐々についていくと思います。

こればっかりはすぐには効果が出ないと思うので地道に、ですね。 

次に、正規への耐性がついてきたら、スコア狙いをやっている人については、正規で自己ベスト近くのスコアを出すことを意識してみてください。

クリア狙いの人は乱当たりでクリアした曲を正規で挑むといった程度でいいかなと思います。

 

ちょっとずつでいいので正規譜面に触れる機会を与えてみてください。

 

癖はつかないのか?

正規譜面の一つの大きな問題として「癖がつかないのか?」という疑問があると思います。

それに対する答えとしては、癖はつきます

癖は何でつくのか?ということですが、それについて色々意見はあるかと思いますが、自分の中での一つの結論としては、「ちゃんと認識できていないこと」が大きく影響していると思っています。

人間は賢いので、一度見たことあるものは記憶・学習して楽をしようとします。

楽をしようとした結果、譜面を形のイメージだけで雑に認識するので、どういう順番で押さなきゃいけないとか考えずに押そうとしてしまいます。

初見の時点では特に意識せずに反射で押すので降ってきた通りに押すので問題ないですが、初見以降はなまじ形をイメージできていることで「この形はこうやって押すんだ」という意識に引っ張られてその動きしかできなくなります。

また、ちゃんと考えて押そうとしたら、無意識でやってたことなのに無理に意識しすぎて力んで指がガチガチになったりします。(自分もたまになる)

加えて、正規譜面を押し慣れていない人は、そもそも綺麗な階段を正しく押す指の動かし方を知らないorできないのに「階段である」という認識だけはしっかりしているので、指は全く動かず硬直したりします。

 

経験談と勝手な憶測を交えてつらつらと並べましたが、とにかく癖については、「(横認識、目線固定等で)譜面をよく見て丁寧に押す」を意識すれば、かなり軽減されると思います。

これで押せない場合は、譜面を認識できていないか、その譜面を丁寧に押す力(地力)が足りていないかのどちらかだと思います。

譜面の認識ができていないなら、Textageさん等の譜面サイトを活用して譜面をよく見てください

丁寧に押す力が足りていないなら、正規譜面を遊ぶことが地力をつけるのに非常に効果的だと思っています

 

癖さえつかなければ正規譜面は怖くないです。

このような考え方のおかげで、地力が足りなくて癖がついたりしたことはあっても、沼にハマって段位が全く抜けられる気がしないということはなかったです。

でもやっぱりやりすぎてしまうと譜面を記憶しすぎて身体の制御がきかずに動いてしまうことはあります

なので、同じ譜面の正規譜面はやりすぎないようにしましょう

同じ譜面の、というのがポイントです。

同じ譜面の粘着は避けた方がいいです。

 

まとめ

✔ 正規譜面が上手くてできるようになったこと

  1. 押せる譜面が増えて外れ譜面が減った!
  2. 段位に強くなれた!
  3. アリーナ及び大会に強くなれた!

✔ 正規を上手くなるための方法(案)

  • 初見は必ず正規でやる
  • 「そういえばこれ正規どんな譜面なんだろう?」というノリで正規をプレーの中に組み込む
  • 正規で自己ベスト近くのスコアを出すことを意識する

✔ 癖がつかないようにするための意識

  • (横認識、目線固定等で)譜面をよく見て丁寧に押す
    • 認識不足→譜面サイトを活用して譜面をよく見る

    • 地力不足→正規譜面を遊ぶ

  • 同じ譜面の正規譜面はやりすぎないようにする

 

おわりに

正規厨として正規譜面について力説させていただきました!

少しぐらいは正規譜面に興味を持っていただけましたかね?

「正規譜面が上手くてできるようになったこと」の中に自分が目指す項目が当てはまったのであれば、是非取り組んでみてください。

無くても、譜面作者の思いの詰まった(と信じたい)正規譜面もたまには遊んでみてください。

乱常備より発見が多くて楽しいと信じています。 

 

上から順番に最後まで読んでくださったかどうかはわかりませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

【IIDX】調子いい時どうやって押してたっけ【備忘録】

こんにちは!

 

お久しぶりですね。

たまーに記事のアクセス数とか見てるんですけど、これまで上げた記事は3つしかないにも関わらず毎日一定数アクセスがあってうれしく思います。

いつも重厚なものを意識しすぎてて筆が進まずしばらく発信していなかったですが、もっと気軽に発信していこうかなと思います。(文章を書く練習も兼ねて)

 

そんなところで今回の記事ですが、いままでと違って自分のための備忘録を書きます。

自分が調子良いときの押し方をメモして意図的に良い調子を引き出すためのものになります。

まあ普段から気にしながらやってるんですけど完璧ってわけでもないですし、わからなくなることが多々あるのでちゃんとメモっておこうかなーって感じです。

あと自分も上達しつつなので、やり方はちょっとずつ変わっていきながら最適解を探しています。

というわけで、雑にだらだらとメモを書いて、気づきがあったら都度都度更新します。

一応読んだ方も比較できるように手の大きさとか載せておきます。

  

■目次

 

使ってる運指

1048式完全固定と3:5半。たまにべちゃ(1と3を親指で押すやつ)。

 

 

手の大きさ

ざっくりと左手だけ(右手も重ねたらほぼ一緒だった)

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  • 全体の長さ:18.5cm
  • 親:6.3cm
  • 人:7.2cm
  • 中:8.3cm
  • 薬:7.7cm
  • 小:5.9cm

ちなみに日本人男性平均はこれくらいらしい。

  • 全体の長さ:18.34cm
  • 親:6.08cm
  • 人:7.13cm
  • 中:7.95cm
  • 薬:7.45cm
  • 小:5.90cm

参考:AIST日本人の手の寸法データ-寸法項目一覧 | 研究チーム | 人工知能研究センター

 

気持ち程度平均より大きめというか指がちょい長めっぽい。

ついでに完全固定のサイズ感

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  • 完全固定で123+皿を拾うときの小指から人差し指まで:約15cm

 これ最初届く気配全くなかったけどやりすぎて柔らかくなったと思う。

と思ってたけど右手も思いっきり伸ばしたら意外と開いたから気のせいだったらしい。

 

鍵盤について

押す場所や押し方、力の入れ方について整理。中速と高速で押し方が異なる。

基本的には、指先に無駄に力が入らないようにする。全く力を入れないというわけではなく、50/50の鍵盤がしっかりと押し込める程度には力を入れる。指の第一関節や第二関節が張っていない状態(楽な状態)で鍵盤を押し込むイメージ。

主に手首のスナップを利用して指先だけに最大限のインパクトが伝わるようにする。手首を真下に向けると手首のスナップがやりやすい。この時、手が窮屈にならないようにする。あと、肩に力が入ったりしないようにする。あくまでも楽な状態。

鍵盤の重さによってインパクトの強さは調整する。鍵盤が軽い場合はインパクトを強くしすぎない方が指は速く動き、指先が痛くなることはない。

 

押す場所のホームポジションを整理。

※画像

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  • 1鍵:超右下、ほぼ角。親指の爪の右ちょい上。親指は第一関節も第二関節も曲げすぎない。
  • 2鍵:左下。中指の指先。少し丸める。
  • 3鍵:超左上、ほぼ角。人差し指の指先のちょい右。少し丸める。
  • 4鍵:超右下、ほぼ角。人差し指の指先のちょい右。第一関節はほぼ曲げていない状態で人差し指を少し寝かせて押すとBPM190以下が安定して押しやすい。寝かせすぎないように注意する。第一関節を少し曲げて指を立てるともっと速く打鍵できる。
  • 5鍵:左下、親指の指先の左。第一関節をほぼ曲げずに横の腹全体で押すとBPM190以下が安定して押しやすい。第一関節を曲げて鍵盤の中心を押すともっと速く打鍵でき、デニムも押しやすくなる。後者をすると4鍵の人差し指が自然と立つ。
  • 6鍵:中央下のちょい中央より。中指の指先の右、爪が自分からちょっとしか見えないぐらい右に寝る。
  • 7鍵:超中央上、ほぼ角。薬指の指先。

 

各系統ごとに押し方を整理。

高速系

  • 基本的には、高速系(BPM190程度以上の16分、その他BPMの24分以上のディレイ)の場合は指先だけで押し、手首のスナップはほぼ使わない。ただし、12分以下が来た時は手首のスナップを使って押す(その方が光るため)。実際は指先だけで押す場面はあんまり多くない。
  • 高速系の場合は手首のスナップを使わず指先だけで押すため、手の甲は動かさない。ただし、ガチ割れが来た場合は片手に8分が交互に降ってくるという形になるため、手首のスナップを使う(手の甲が動く)。ガチ割れとそうでないときで押し方が変わるため、崩れないようになるべく指先で押すことを意識する。手首のスナップばっかりだと外れ配置が来た時に間に合わなくなる。逆にガチ割れで手首のスナップでバチバチ押しすぎると速くなったり遅くなったりでリズムが崩れるため、指は上げすぎないように意識する
  • また例外として、8分で同時押しの鍵盤数が多くて16分が間に挟まってくるタイプの横に広い高速系は、8分を手首のスナップで押して間の16分を8分同時押しの一部のように押す場合もある。
  • 2鍵は中指だが、基本的には中指と連動させて薬指と小指を動かす。この3つは三位一体となって動く。その方が中指が無駄に力まずリズムを安定させて押せる。
  • BPM220~BPM300といった超高速系の8分はBPM110~BPM150の16分と思ってガチ押しする押し方を意識する。速いからって力んで必死に押さず、BPM130前後の曲を思い出しながら丁寧に押す
  • 13トリルは、45トリルと同じ指を使うため、45トリルと同じ要領で押す。45トリルは手のひらをひねるようにして押すため、13トリルでもそれができるような場所で押すことを意識する。上記に書いたホームポジションでできるため、崩れないように注意する。

中速系

  • 中速系(BPM170以下の16分主体)の場合は指先より少し下の指の腹で押し、手首のスナップ(ガチ押し)を利用して押す。基本的な押し方はここの縦連のコツと大体一緒。

seiryu1210.hatenablog.com

  • 上から振り下ろしてバチバチと打鍵するが、ホームポジションはできるだけ離れないように意識する
  • 指や腕を上げすぎない。脇は締める。肩に力は入れない。
  • 高速系と同じで、2鍵については中指と連動して薬指と小指を動かす。中指で2鍵を押したとき、同時に薬指と小指がちょうどアクリル板のところに当たるようにする。123鍵の同時押しを押すと、左手5本の指全てが筐体につくことになる。その方が中指が無駄に力まず、単発やガチ押しを安定して押すことができる。
  • ガチ押しな押し方で間に合わない場合は、高速系のところでも書いてる通り、指を寝かせて指押しすると安定して押せる。

ズレハネ系とその他ディレイ

  •  ズレハネ系については、1ノーツ1ノーツ確認しながら押すことはせず、一つの塊として押す。手首や手の向きを変えたりして同時押しを意図的にずらす要領で押す。ズレが前側なのか後ろ側なのか、どっち側にずれているのかを把握してずらす。
  • ズレ以外の16分や8分をしっかりと意識する
  • 高速系の指先で押すというよりガチ押し系の押し方して、同時押しをずらすようなイメージ。手首のスナップがメイン。特に、32分ディレイが仮に右手と左手で分かれている場合は、この要領で押す。例えば、天空の夜明け(SPA)の正規譜面で開幕に7531と32分で降ってくる部分があるが、あのような場合は57と13の16分二重トリルと意識すると、この二重トリルはガチ割れに値するため片手に8分ずつとなり、手首のスナップの押し方を使う。その押し方で指を斜めから鍵盤に向けて落として意図的に同時押しをずらすことで32分トリルが綺麗に押せる。あとは綺麗な32分になるように自分で確認しながら調節する。16分が安定することが大事。Thor's Hammer(SPA)の正規譜面の中盤で123と567が降ってくるところが最も有効。

 

皿がらみ(皿複合)について

皿がらみは、完全固定で取る場合と3:5半で取る場合がある。どういうときにどちらのパターンで取るかを整理。

完全固定のみだと皿+123辺りが安定しないため、安定して光らせることを目標に併用する。

 

完全固定

  • 完全固定で意識すべきところは、皿を拾うときに指が張って動きづらくならないような(できるだけ柔軟に指が動くような)位置で押すこと。このために、鍵盤のギリギリの部分で押す必要がある。
  • 皿が来た時にホームポジションから崩れやすいため、ホームポジションからブレないように同じ場所・同じ手の形・同じ手の向きで押すことを意識する。
  • 完全固定中に来た皿は手首をひねって取りがちになるが、ひねらずにとった方が皿がホームポジションからブレずに押すことができるため、手首をひねらず手全体を前後させるように皿を拾う。

3:5半

  • 基本的には皿+3が遠く、押し損ねやズレを防止するために3:5半を使う。主に、123+皿と13+皿の時に使う。
  • 比較的少なめの鍵盤の乱打と同時に細かい皿が来る場合は、右手で3鍵を取った方が裏皿が光らせやすいが、右手に鍵盤が集中すると崩れるリスクがあるため、簡単な譜面以外に3:5半を使うのは安定したスコアを出すのには向いていない。
  • 3:5半とは関係ないが、単発譜面では3鍵を左手の親指で取るときもある。ただ、これは1鍵がほぼ来ないことが分かっている場合でないと使えないため、基本的には使わないようにしたい。仮に3鍵がCNだと1鍵をべちゃで押すしかなくなって苦しくなる。
  • 取りこぼしのリスクを考え、3:5半は単発のときだけ使うようにする

 

連皿について

※発展途上のため大幅な修正があると思う。

  • 連皿を回すときは、基本的には3:5半とする。3:5半にすると押し方が非常に崩れやすいため、皿がらみと同様に、ホームポジションから崩れすぎないようにする。
  • 皿の真右より少し上(真上を0度としたときに、時計回りで70度~90度の位置ぐらい)を回すとホームポジションから崩れにくいかも?
  • 皿を丁寧にリズムを刻むことも大事だが、鍵盤でリズムをとって回せるように意識する。皿で黄ばんでいるように見えて鍵盤で黄ばんでいる場合もあるため、鍵盤を安定して光らせることを意識する。(そのために片手力も皿認識力も必要)
  • 皿を等間隔にリズム刻むには押しと引きを均等にしなければいけないため、どちらかが行き過ぎていないかを意識する。特に引きが雑になりがちなので、押しと同じ程度に引くことを意識する。
  • 連皿の時は小指と薬指の2本で回した方が安定するかも?2本指の方が手首がブレにくくなる。ただし、2本指で回すと左手の鍵盤が1鍵までしか余裕をもって押せなくなるため、右手で2鍵までカバーできる片手力をつける必要がある。
  • 小指1本でも安定させるために、皿がらみ同様、手首をひねらず手を全体を前後させるように回すことを意識する。

 

 

以上!

違うなーって思ったら加筆修正します。

皿上手くなりたいな~。

 

【IIDX実践】縦連のコツ(あおたつ流)

こんにちは!

 

段々胡散臭い記事っぽいタイトルになってきましたね。

 

縦連って本当に難しいですよね。

 

縦連の嫌なところ

  • 認識が破壊される
  • リズムが崩れる
  • 間に合わなくて急に赤ちゃんみたいな打鍵音になる
  • めっちゃ疲れる
  • 地力上がったつもりなのに上手くならない

などなど…

 

そこで今回は、リプやGoogleフォームでも多く質問があった縦連のコツ(あおたつ流)についてお話していきたいと思います。

※今回はIIDXをベースにお話していきます。 

 

■目次

 

✔ 趣旨

  • 縦連の叩き方・認識で意識していること
  • 縦連の叩き方・認識で意識すべきだと思うこと

 

✔ ターゲット

  • 縦連のガチ押しができるようになりたい人
  • 縦連で崩れるのをどうにかしたい人

 

みんなで一緒にストライカー系男子(女子)!

 

縦連の種類

縦連の種類を定義しておきます。

(叩き方に関して言えば、考えてみたら僕はどれに対しても同じような叩き方をしている気がするのであまり意味はないのですが、用語一覧として定義しておきます)

 

ここはさらっと流してもらって大丈夫です。

 

  • ガチ押し系(ストライカー系)
    BPM130~185の三連符(BPM100~140の16分相当)主体の譜面
    例)ビタチョコ、VANESSA、255、など
  • 長い縦連系
    BPM150ぐらいの16分で同じところに降ってくる縦連が来る譜面
    例)スクリプAmix、FAXX、白壁(H)、など
  • 発狂中の微縦連系
    高密度の乱打の中に細かい微縦連が含まれる譜面
    例)ゴビヨ、ゴアヘ、ワンモアラブリー、など
  • 皿+壁系
    連皿と同じところに降ってくる縦連が同時に来る譜面
    例)白壁H・A、悪魔階段、鎌鼬†、など
  • まとまった速い連打系
    同じところに速めの縦連が降ってくる譜面
    例)音楽、ゴッドスピード、大犬、など
  • CN+縦連系
    CNを押しながら縦連が降ってくる譜面
    例)タイピCN

 

ここから自分が意識している叩き方や認識方法について紹介していきます。

 

縦連の叩き方

僕が縦連を叩くとき、主に以下の2つを意識しています。

  1. 指先に力を入れない
  2. 鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)

 

基本はこの2つです。

これらを意識して縦連を叩くようにしています。

 

それでは、これを具体的にブレークダウンしていきましょう。

 

指先に力を入れず、鍵盤を"はたく"ように叩く

僕は縦連を押すとき、指先に力を入れないことを強く意識しています。

指先というのは、指の付け根から鍵盤に触れるところを指しています。

全く力を入れないというわけではないのですが、ここにはあまり力を入れません。(これを脱力というなら、脱力をしてください。)

 

力を入れるのは、肘回りの手の甲側の筋肉です。(上腕二頭筋ではない、なんていう名前かはググって)

ここでは、この肘回りの手の甲側の筋肉を「ガチ押し筋」と呼びます。

 

この「指先にあまり力を入れず、ガチ押し筋だけを上手に使って縦連を叩く」って意外にできないと思っています。

  • どうしても指先に力が入ってしまう
  • ガチ押し筋以外に力が入りすぎてしまう

 

これらを解決するために、僕は2つ目の「鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)」を意識しています。

 

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Aは指先だけを動かす指押しのイメージで、Bは手首のスナップで叩くイメージです。

以後、Aのような指押し系をAタイプ、Bのようなガチ押し系をBタイプと呼びます。

Bタイプを意識することで、指先に力が入りにくくなります。

でも、これだけだと解決できません。

実際には自分が意識しているのはこれだけなのですが、これらとは別に、自分は以下のようなことが無意識にできています。

 ① 手首から先を使って、鍵盤を"はたく"ように叩く

 ② 肘を上げない(脇を開きすぎない)

 ③ 指は鍵盤から2~3センチぐらいしか上げない(この高さを維持して縦連を叩く)

 

恐らくいきなり無意識にはできないと思うので、この3つを意識しながら体で覚えるのが良いと思います。

 

①に関しては、極端に言えば、手に力を入れずに自由落下で鍵盤を押すイメージです。

指先の力を抜いて、手首のスナップを利用して鍵盤を押します。

 

縦連の押し方の例 ※音量注意

 

この叩き方で縦連を叩こうとすると、自然とガチ押し筋に負荷がいくと思います。

ガチ押し筋にうまく負荷が行かない場合は、②や③を意識してみてください。

 

これらを意識することで、「指先に力を入れず、ガチ押し筋だけをうまく使って縦連を叩く」というのを実現しています。

上記の動画(速め)の場合はBPM150弱の16分程度に相当するのでかなりのガチ押し筋が必要ですが、ストライカー系の曲の場合はもっと遅い(上の動画の遅めの方)ので、上記の押し方を上手に使うとガチ押し筋があまりなくてもかなり楽に押せるようになると思っています。

 

皆さんが実際に縦連が叩けるようになるかどうかは保証できませんが、自分はこういうことを意識しています。

 

ガチ押し筋の付け方

先述したことを強く意識して身についても、結局のところ縦連を叩くためにはガチ押し筋は必要です。

このガチ押し筋の筋力によって、ガチ押しできるBPMに差が出ます。

僕自身も、ガチ押し縦連をやらないとガチ押し筋がすぐに衰えてしまいます。

 

「じゃあガチ押し筋はどうやって鍛えるの?」ということですが、正直言うとIIDXだと鍛えられる譜面はあまり多くないです。

IIDXでなら、最初に挙げたガチ押し系(ストライカー系)の譜面を、先述した押し方を意識してやってみるといいと思います。

  • ガチ押し系(ストライカー系)
    BPM130~185の三連符(BPM100~140の16分相当)主体の譜面
    例)ビタチョコ、VANESSA、255、など

また、BPM100~140の16分乱打主体の譜面(☆8~☆11でも可)をS乱で選曲するのも良いと思います。

 

やってみて「ガチ押し筋に負荷がかかってるなー」というのを感じると良いと思います。

上腕二頭筋に力が入りすぎないように注意

 

その日はすごい高負荷で疲れても、やっていけば自然とガチ押し筋がついて楽に押せるようになると思います。

 

縦連の認識の仕方

縦連でも認識はもちろん重要です。

認識が間に合わないもしくは適切に認識ができないことで、無駄に力んだりリズムが崩壊したりします。

 

基本は横認識

縦連(特にガチ押し系)では、横認識を強く意識しています。

※横認識がどういうものかについての説明は、後述で具体例を出すので省略します。

 

とりあえず僕の思う横認識のメリットデメリットは以下の通り。

■横認識のメリット

  • 正確に目押しができる
  • 配置に認識が左右されにくい(外れ配置で認識が壊れにくい)

■横認識のデメリット

  • 縦での先読みをしないようにするため、かなりの集中力が必要とされる
  • 横に広い高速高密度譜面の認識が間に合わなくなる場合がある(嘘かも)

 

他にも色々ありそうですが僕が思いつくのはこれくらいでした。(ごめんなさい)

 

これらを踏まえた上で、縦連で横認識を意識する理由は、乱打と連打の押し方を統一するためです。(ここでは縦連の押し方=連打、連打以外=乱打とします)

率直に言うと、ガチ押し系の場合は乱打も含めて全てBタイプの押し方を意識する、そのための横認識をします。

乱打と連打の押し方を統一することで、認識の破壊やリズムの崩壊を和らげることができると思っています。

 

基本的には、乱打と連打は違う押し方になっているかと思います。(たぶん)

「一緒になるよ!」という人は既にガチ押し縦連はできるけど高速乱打が苦手(Aタイプの押し方ができない)か、ガチ押し縦連ができない(Bタイプの押し方ができず、Aタイプで早入りで縦連を叩いている)かのどちらかに偏ってる可能性があると思います。(適当)(大半が後者?)

 

こうならないように、乱打と連打の押し方を統一するため、横認識を強く意識します。

ということで、横認識をすることでどうやって乱打と連打を同じ押し方にするかを解説していきます。

 

まず、以下の譜面を見てみましょう。

 f:id:seiryu1210:20200711033145p:plain
出展:TexTage [テクステージ] (てふたげ) http://textage.cc/

 

これはIMPLANTATION(SPA)の44-45小節目ですが、パッと見、このように認識します。

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このように、縦連と階段を意識してしまい、縦連は縦連の叩き方、階段は階段の叩き方で叩こうとします。

その場合、それぞれで押し方が違うので、リズムもバラバラ、力の入り方もバラバラになってしまい、BADハマりGOODハマり必然ですね。

 

続いて、次の譜面を見てみましょう。

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これもIMPLANTATION(SPA)の44小節目(半分)ですが、この場合、このように認識すると思います。

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このように、階段とも縦連とも見ず、ただの8分押しの連続としてみると思います。

8分押しの連続の場合は、右手も左手も同じ叩き方(Bタイプ)で叩けます。(EDENとかCROSSROADみたいな)

つまり、このように認識をすることで、階段と縦連の押し方が同じになります

 

なので、最初の譜面でみると、以下のような認識に変えます。 

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普通にキモいですね。(なんかバネみたい)

 

これをいきなりやれと言われても無理がありますよね。

頭では理解してるつもりでも、目に入ってきたら反射的に「縦連と階段きた!!!」と認識してしまいます。

そうならないように、僕の場合は目線を固定して、静止画(前述でいう赤丸で囲った部分)を1枚1枚切り取るような意識しています。(意味不明)

緑数字を下げて一度に表示される情報を物理的に減らすのも一つの手ですね。

 

S乱で崩すのもいいですね。(自分もそう)

横認識は更にしづらくなるかもしれませんが、S乱だと縦連が両手に満遍なく来やすいので、自然と両手共に同じ叩き方になりやすいと思います。

 

まとめると、僕は乱打も連打も同じ叩き方にするために横認識を意識してます。

どちらも同じ叩き方にすることで、リズムを崩れにくくしています。

 

 

発狂中の微縦連系は縦認識でもいいかも

発狂中の微縦連系の場合は、クリアなら縦認識をして早入りするといいかなと思っています。

  • 発狂中の微縦連系
    高密度の乱打の中に細かい微縦連が含まれる譜面
    例)ゴビヨ、ゴアヘ、ワンモアラブリー、など

本来は横認識ができたらスコアも出やすくてハマりにくいのかなと個人的には思うのですが、クリアを狙って早入りするなら縦認識でいいと思います。

 

縦に認識しないと早入りできないですからね。

といって縦で認識しすぎると、ワンモアラブリーみたいな譜面はかなりハマりやすいです。

先述した通り、縦連のあるとこに意識が引っ張られてしまいます。

 

じゃあどういうときに縦認識を使うべきなんだ?ということなのですが、微縦連がまばらに降ってくるときに使うといいと思います。(X-DENとか)

縦連を縦連と認識してもハマらず、早入りしないと連打が間に合わないときにはいいと思います。

 

結局、長い縦連系が叩けない、そんなときの交互押しピアノ押し

今までお話ししてきたことを意識しても、長い縦連系が叩けないと嘆くこともあると思います。

  • 長い縦連系
    BPM150ぐらいの16分で同じところに降ってくる縦連が来る譜面
    例)スクリプAmix、FAXX、白壁(H)、など

縦認識を嫌でも意識させられる面々ですよね。

本当に無理な場合は、交互押しやピアノ押しも一つの手かなと思います。(交互押しやピアノ押しはバネがないとやりづらいです)

僕もスクリプAmixは交互押し使ったりしますし、FAXXは交互押しします。

 

1本の指でガチ押しするだけが縦連の押し方ではないので、色々試してみるといいと思います。

 

まとめ

✔ 縦連の叩き方・意識

1. 指先に力を入れない
2. 鍵盤に対して指を寝かせ気味にする(指の腹よりちょっと上で叩くイメージ)

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① 手首から先を使って、鍵盤を"はたく"ように叩く

② 肘を上げない(脇を開きすぎない)

③ 指は鍵盤から2~3センチぐらいしか上げない
 (この高さを維持して縦連を叩く)

 

✔ 縦連の認識

基本は横認識

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おわりに

自分のやり方なので皆さんに当てはまるかはわかりませんが、実践しながら試してみてください。

コツをつかむキッカケになればいいなと思います。

 

今回は長文を避けたつもりだったのですが、結局長くなっちゃいましたね。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。